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男の絶対的な急所、金玉。それを責める女性たちのお話。

ピシッ! 

と、アカリの細い指先の爪が、ユウキの金玉を跳ね上げた。

「くっ!」

瞬間、ユウキは自分の金玉袋の表面に鋭い痛みを感じて、思わず股間をおさえた。
そして数秒後には、吐き気を催すような鈍痛が、跳ね上げられた左の金玉から湧き上がってきて、下腹部全体を覆う。

「あぁ…う…」

ユウキは両手で股間をおさえたまま腰を引いて、限界まで上半身を折り曲げて、痛みに耐えた。
両足をこすりつけるように内股になり、なんとかひざをつかないようにするが、その顔からはすでに大量の汗が滲みだしていた。

「くぅぅ…」

どんなに体を鍛え上げても無駄だった。
アカリの言うとおり、女の子の指一本で、完全に行動不能にさせられてしまう。
かがみこむユウキの目の前には、アカリのスカートと白い太ももが見えるが、彼女の脚の付け根には、今自分が必死でおさえているような金玉はついていないのだ。そう思うと、ユウキは男としてのプライドを根こそぎ刈り取られるような気分になってしまった。

「……」

ふと、ユウキの目の前で、アカリのスカートがゆっくりとたくし上げられていき、彼女の赤いレースの下着が徐々に露わになっていった。

「!」

ユウキは驚きながらも、下着越しにアカリの秘部を凝視し、やがてスカートがすべてたくし上げられた時に、彼女の顔を見上げた。

「…いいわ。岡田君。とっても男らしい」

アカリは頬をうっすらと赤く染めて、興奮している様子だった。
その目は恍惚とした光を宿し、金玉の痛みに苦しむユウキを見ている。

「指一本の攻撃で、立てなくなってしまうくらいの男の急所。その急所の痛みに、必死で耐える男の子。そしてそんな時でも、女の子のアソコから目が離せない男の本能。ぜんぶぜんぶ、すっごく男らしくて素敵だわ」

ユウキが初めて見る、性的な興奮をおさえきれない様子のアカリだった。

「もっと見て。私は女の子なの。岡田君みたいに、急所なんかついてないのよ。羨ましいでしょ?」

アカリは自分の優位性を示すかのように、自らの股間をユウキの鼻先に突きつけた。眼前に迫るアカリの秘部が、わずかに湿り気を帯びていることが、下着越しでもユウキにはわかった。

「そんなに痛くて苦しむくらいなら、いっそのこと女の子になりたいと思わない? でもダメ。岡田君は男で、私は女なの。私は一生、男の苦しみは味わわなくていいのよ。フフフ…」

アカリは挑発するように笑った。
ユウキの金玉の痛みは、そうしている間にも一向に静まる気配がなく、少しでも体を動かそうものなら、鋭い痛みにひざをつきそうになってしまっていた。
事実、ユウキはそんな痛みと苦しみを味わうことのないアカリを、心底羨ましいと感じ、できることなら苦しみの根源である自分の男のシンボルを投げ出したいとさえ思っていた。

「み…水上さん…」

ユウキは喘ぐように、アカリを見つめた。
まだ、ひざはついていない。アカリの攻撃は、あとたったの1回だった。

「倒れないのね。すごいわ。ホントにすごい。でも、次に私がどこを攻撃するか、もう分かってるでしょ?」

アカリは間違いなく、再びユウキの金玉を攻撃する。
今、ギリギリのところで耐えているユウキの体は、あとほんの少しでも金玉に衝撃を加えられれば、簡単に倒れてしまうだろう。

「あ…」

先ほどの苦しみ以上のものを与えられる恐怖に、ユウキの体は震えた。

「私は、岡田君の急所を蹴るわ。今までにないくらい、強くね。だからここでギブアップして、ひざをついてもかまわないのよ。でもその時は、もうこのテストは終わり。再チャレンジは認めないわ」

ゆっくりだが、意見をはさむことを許さない調子で、アカリは言い放った。
ユウキはアカリに見下ろされながら、改めて自分の立場がアカリより下にあるものだと確認した。

「今、急所を蹴られれば、きっとこれまでにないくらいの、地獄の苦しみでしょうね。私には分からないけど。フフ…。岡田君はそれでもやるかしら? それとも私のことを諦める?」

完全に自分を支配下に置いたアカリの目を見ていると、ユウキの頭の中に黒いもやのようなものがかかって、何も考えられなくなってしまった。
ただユウキは、この苦しみの中に、わずかな愉しみも見出していた。
それは金玉の苦しみに比べれば、何万分の一とも言えるわずかな量の愉しみだったが、アカリに自分の急所を支配されているような、被虐的で倒錯した興奮に近いものだった。

「お、お願いします…。水上さん…」

気がつくと、ユウキは上体を起こし、大きく足を開いて、アカリの前に立っていた。ユウキ自身にも、不思議な出来事だった。
これから金玉を蹴られ、その痛みに自分はのたうち回ることになるのは分かり切っているのに、その恐怖は、かえって興奮をあおるものだったのだ。

「…いいのね?」

アカリはしかし、獲物を待ち構える獣のような目でユウキの股間を見つめた。
先ほど痛めつけられたユウキの性器は、それを微塵も感じさせず、これまで以上の勢いでそそり立っている。

「そんなに私のことが好きなの?」

ユウキは恐怖に震えながら、わずかにうなずいた。
アカリはそれを見て少し笑うと、ホックを外して、スカートを床に落とした。
赤い下着に包まれたアカリの秘部は濡れ、長く伸びた白い脚は、ユウキの興奮をさらに誘った。

「えいっ!」

言葉通り、これまでにないスピードとしなやかさで、アカリは右脚をユウキの股間に叩きこんだ。

パチィン!

ユウキの金玉は、アカリの足の甲と脛の間、最も細く堅い部分で跳ね上げられてしまった。
ユウキの体に一瞬、電撃のような痺れが走り、やがてゾワゾワとした寒気のようなものが、腰のあたりから全身に広がって行った。

「素敵よ。男らしいわ」

恍惚とした表情でつぶやくアカリの言葉は、もはやユウキには届かなかった。
ユウキは口をぽっかりと開けたまま、視線を宙に漂わせ、やがてひざをガクガクと震わせると、糸の切れた人形のように尻もちをついて倒れてしまった。

「10回目。倒れちゃったわね」

もはや意識も定かでないユウキの口の端からは、細かい泡が吹き出し、股間をおさえようともせずに、ひっくりかえったカエルのように仰向けになって、痙攣していた。

「私も好きかも…。岡田君のこと…」

ユウキを見下ろすアカリの頬は赤く染まり、その目にはうっとりと酔うような煌めきがあった。

「だからまたやりましょう。テストをね…」

アカリは愉しそうな笑いを浮かべると、足元に落ちたスカートを履き直して、ユウキの傍から離れて行った。
ユウキは朦朧とした意識の中で、アカリの声を聞いたような気がした。


終わり。





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