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男の絶対的な急所、金玉。それを責める女性たちのお話。

「きゃあ!」

ショウタはサヤカの背後から中段蹴りを見舞い、サヤカは不意の攻撃で、前のめりに倒れこんでしまう。

「サヤカちゃん!」

あわててサヤカに駆け寄るマユ。

「調子のるなよ! お前のキンタマ蹴りなんか、ぜんぜん効かないんだからな」

ショウタは仁王立ちで、サヤカを見下ろした。
マモルとケンイチも、ショウタの行動に驚きはしたものの、今の状況に満足していた。

「サヤカちゃん、大丈夫?」

サヤカは倒れてしまったものの、それほどのダメージは受けていなかった。
手のひらを擦りむいたくらいだったが、ショウタへの怒りが、そんなことを忘れさせるくらいに燃え上っていた。

「もう、許さない!」

サヤカは素早く立ち上がった。

「やるか!」

ショウタは身構えたが、サヤカは右手に持っていた道着を、思い切りショウタの顔面に投げつけた。

「え!」

ショウタは反射的に、道着を両手で受け止めるが、そのときはすでにサヤカが視界から消えていた。

「えい!」

サヤカはショウタに素早く近づき、がら空きになったショウタの股間に、組手の時とは比べ物にならないほど強烈な蹴りを叩き込んだ。

バシンッ!

足の力を抜き、ひざから下のスピードを重視して、足首のスナップをきかせた、お手本のような金的蹴りである。
怒りの中でも冷静さを失わないサヤカだった。

「う!」

サヤカはショウタの金玉が、二つともしっかりと自分の足の甲に乗ったのを感じ、さらにそれを容赦なくショウタの恥骨に挟み込むように蹴りあげた。
今まで数多くの男子の金玉を蹴りあげて、悶絶させてきたサヤカだったから、男子が最も苦しむような蹴り方は十分に心得ていたのだ。

「あ…あ!」

ショウタは瞬間的に腰を引いて爪先立ちになり、その足が地面に着くとともに、両ひざが崩れて、前のめりに倒れこんだ。
両手で股間をおさえて、サヤカに土下座するような体勢になる。

「うぐうう!」

もはや金玉の痛み以外の感覚は、ショウタにはなかった。
サヤカの足に押しつぶされた二つの金玉からは、重苦しい痛みが、津波のように大きくとめどなく、湧き出してくる。
手で押さえても、足をジタバタさせても、一向にこの痛みはおさまることはなく、ただ脂汗を流し、男に生まれたことを後悔しながら、時間が過ぎるのを待つしかなかった。

「どうしたの? 私の金的蹴りは、効かないんじゃなかったの?」

サヤカはショウタを見下ろして、勝ち誇ったように言った。
ショウタは苦しみに喘ぎながらそれを聞いていたが、言い返すことなどとてもできない。チラリと目を上げたときに、サヤカの短めのスカートの中に、白いパンツが見えた。しかしその股間部分は平らですっきりとしていて、今、自分が両手でおさえている膨らみなどあるはずもない。
ショウタはそれを思った時に、心底サヤカに敗北したような気がした。

「てめえ、よくもショウちゃんを!」

不意の出来事に驚いていたマモルだったが、やがて気を取り直すと、サヤカを威嚇しながら向かってきた。

「なによ。アンタも痛い思いしたいの?」

「うるせえ!」

マモルは叫びながら突きを放つが、怒りにまかせた攻撃がサヤカに当たるはずはなく、サヤカは冷静に、マモルの体勢が崩れるのを観察していた。

「ほら」

ズボッ!

と、サヤカの金的蹴りが、マモルの股間に突き刺さる。
軽くスナップを効かせた蹴りだが、これも当たり所が良かった。

「うえ!」

マモルもまた、地面にひざまずくことになった。

「痛えよぉ」

マモルは股間を両手でおさえながら、あまりの痛みに、思わず泣き出してしまった。

「だから、言ったでしょ。ちゃんとタマタマ、ガードすればいいのに」

サヤカはマモルが泣いてしまうほどの痛みを与えていながら、他人事のように諭した。
しかし、サヤカは油断した。
ケンイチは友達二人があっという間にやられてしまったことに驚いたが、男のプライドを否定するかのようなサヤカの金的攻撃に怒りを燃やし、不意をついて、背後から襲いかかろうとしたのである。




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