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男の絶対的な急所、金玉。それを責める女性たちのお話。

陸上部に所属する中学2年のカズキが部室を訪れたのは、部活動の時間も終わりかけた、夕方遅くなってからだった。
カズキは明るく元気な生徒だったが、成績が悪く、一昨日の抜き打ちテストでとんでもない点数を取ってしまったために、居残りの勉強を強いられていたのである。
部室の電気は消えており、外から見る限りでは、人の気配はしなかった。
陸上部には男子と女子、合わせて15人ほどが所属していたが、今日の練習はもう終わってしまったのだろうか。
カズキはとりあえず、部室のドアに手をかけてみた。すると意外にも、ドアの鍵は開いていた。

「あれ? 開いてる」

不審に思いながらも、ドアを開けた。
やはり部室の電気はついておらず、真っ暗で、カズキは電気をつけようとして、部室の中に入った。

ピシャッ!

カズキの背後で、部室のドアが勢いよく閉められた。
同時に電気がつき、カズキは目を細める。

「やっと来たわね」

部室の奥に、カズキと同じ2年生の女子部員マキが、同じく部員で1年生のユイが制服姿で立っていた。
さらに後ろでドアを閉めたのは、2年生のヨウコだ。

「な、なにしてんだ、お前ら。部活はもう終わったのか?」

「部活は今日は休みよ。緊急にね。もう、みんな帰った」

「休み? なんで?」

「それは、アンタが知ってんじゃないの?」

「そうそう。白々しいヤツ!」

「え? なんだよ。何のことだよ?」

ただならぬマキとヨウコの雰囲気に、カズキは動揺した。
とりあえず、二人はかなり怒っているようだったが、それがカズキとどう関係があるのか、まるで分からない。
この中学の陸上部には女子が多く、2年の男子はカズキ1人しかいない。3年生の半分は男子だったが、それも先日の大会を最後に引退してしまった。あとは1年生に3人ほどいるだけである。
自然と現在の陸上部は女子に牛耳られた形になっており、3年生引退後の新部長は、目の前のマキが、副部長には背後にいるヨウコが任命されていた。
マキは真面目で練習熱心な生徒だったが、かなりキツイ性格として有名で、黙っていれば大きな目をした、明るくてかわいいタイプだったが、一度口を開けば、彼女には教師でさえいい負かされることもあった。

「私たちはね、アンタをずっと待ってたの。遅いと思ったら、まさか居残りさせれてるとはね。これだから、バカズキには困るわ」

カズキは1年のころから、このマキとヨウコが苦手だった。二人はカズキと違って成績優秀で、陸上の大会でもマキは短距離走、ヨウコは走り幅跳びで、それぞれいい成績をおさめていた。
一方のカズキは、短距離走で大会に出ているものの、予選一回戦を突破したことはなく、勉強の方はさらに惨憺たるものだった。
そんなカズキを、マキとヨウコは「バカズキ」とあだ名をつけて、日頃から馬鹿にしていた。
カズキは持ち前の明るさで、ひどく落ち込むようなことはなかったにしろ、やはりこの二人とはあまり面と向かって話をしたくなかった。

「居残りのお仕置きは終わったの?」

「お、おう。まあな」

カズキはヨウコの言い方に、何か不穏な雰囲気を感じ取った。

「じゃあ、今度はこっちのお仕置きね」

「え? なんだよ、お仕置きって?」

カズキはわけがわからず、マキとヨウコを交互に見た。

「今日ね、部室に置いてあった、1年生の女子のユニフォームが無くなってたの。この、ユイちゃんのがね」

先ほどからマキの隣でじっとカズキを見つめている、1年生のユイを指した。
ユイは色白で線の細い、見るからにおとなしそうな女の子だった。しかし、しなやかで長い脚を持っていたので、短距離走とハードル走の選手に任命されて、以来、練習に励んでいる。

「え? ホントかよ。泥棒が入ったのか?」

「泥棒? フン! どんだけとぼけんのよ、アンタ!」

マキはカズキを鼻で笑って、見下すように睨みつけた。
ヨウコも背後でため息をついている。

「とぼける? いや、まさかお前ら、俺が盗ったっていうのかよ、そのユニフォーム」

「決まってんじゃない! ユニフォームは部室に置いてあったのよ。部室の鍵は隠してあって、それは部員しか知らないし、鍵が壊されたような様子もないの。てことは、部員の中に犯人がいるってことじゃない。つまり、アンタよ!」

恐るべき三段論法で、マキはカズキの有罪を決めつけた。
カズキはまったく身に覚えのないことに動揺し、全否定する。

「何言ってんだよ。俺がそんなことするはずないだろ! どこに証拠があるんだよ!」

「アンタ昨日、一番最後に帰ったでしょ。珍しく、居残り練習して。おかしいと思ったよ。バカズキが真面目に練習するなんて。意味ないのに」

ヨウコは吐き捨てるように言った。
確かにカズキは昨日、一番遅くまで練習して、最後に部室の鍵を閉めて帰った。

「それは、今日居残り勉強しないといけなかったから、昨日できるだけ練習しとこうと思ったんだよ。俺はいつも真面目に練習してるだろ! それだけでユニフォームを盗んだなんて、言いがかりだぞ!」

「どうだか。じゃあ、アンタが帰るときに、ユイちゃんのユニフォームはまだあったわけ?」

「いや、それは知らないけど…」

「いい加減にしなさいよ。ユイちゃんはね、昨日、確かに部室のロッカーに自分のユニフォームを置いて帰ったの。それが、朝練のときに無くなってるのに気がついて、すごい怖くなったのよ。昼休みになって、ようやく私に相談してくれたんだから」

マキの手はユイをいたわるように、その肩に置かれていた。
部長としての責任感が、カズキへの怒りに変わっているようだった。

「私たちも色々考えてみたけど、やっぱり陸上部には、アンタしかいないのよね。ユニフォーム盗むような男はさ」

「ユイちゃんは、まだ1年生なのよ。悪いと思わないの? まず、謝りなさいよ!」

まくしたてるマキとヨウコによって、すでに自分が犯人に仕立て上げられてしまっている状況に、カズキはどうしていいか分からなかった。
もともと頭の回転が早い方ではないが、この二人にかかれば、口喧嘩で勝つのは誰であろうと無理だった。

「ユイちゃん、ごめんね。こんなヤツが陸上部にいたせいで、怖い思いして」

「いえ…。あの…先輩、ユニフォーム、返してください。私、アレがないと大会に出られないんです」

1年生のユイまでもが、カズキが犯人だと信じこんでしまっているようだった。勇気を振り絞った様子で、カズキに頭を下げてくる。
カズキはもう、何がどうなっているのか分からず、とりあえず一刻でも早くこの場を離れたかった。



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「もう、わけ分かんねえよ。俺、帰る!」

振り向いて部室から出ようとするが、その前にヨウコが立ちはだかった。
ヨウコはカズキとほとんど変わらない身長で、切れ長の目とショートカットの髪型が、どこか宝塚の男役ような雰囲気を出している美少女だった。
しかし今はその目が、冷たくカズキを見据えている。

「逃げるの? 逃げるってことは、罪を認めるってことね?」

「なんでそうなるんだよ。俺はユニフォームなんか知らないよ。もう一回、ちゃんと探したらいいだろ。どけよ!」

カズキはヨウコの肩を掴んで押しのけようとしたが、ヨウコもまた、カズキの腕を掴んで離さない。
二人で、押し合いのような形になった。

ズボッ!

と、カズキは自分の下腹部から、鈍い音がするのを聞いた。
ふと下を見ると、自分の股間にマキのスニーカーのつま先がめり込んでいるのが見える。
瞬間、カズキは強烈な痛みに襲われ、両ひざから力が抜けて、部室の床に尻もちをついてしまった。

「うえぇ…」

じわりじわりと、カズキの2つの睾丸から、重苦しい感触が全身に広がっていった。カズキは両手で股間をおさえて、背中を丸めてしまう。

「もう、やってらんない。早いとこ、吐かせちゃおう」

「バカズキのくせに」

二人は冷たい目で、苦しむカズキを見下ろした。

「おい、バカズキ! ユイちゃんのユニフォームは、どこにあるの? 言わないと、もっと痛い目に合うよ!」

カズキの苦しみなど意にも介さない様子で、マキは言い放った。

「だ、だから、知らないって言ってるだろ! ちくしょう、痛え…」

カズキは答えるのもままならない様子で、股間をおさえて苦しんでいる。
すると、ヨウコは苦しむカズキを尻目に、カズキが持っていた鞄を勝手に開けて、中を探し始めた。

「鞄には入ってないみたいね」

「おい! なんだよ! 勝手に人の鞄を開けるなよ!」

カズキはすぐにでも鞄を取り返したかったが、痛みが激しく、まだ足に力が入らない。

「うっさい、バカズキ。泥棒のくせに。ん? これ、この間のテスト?」

ヨウコはカズキの鞄の中から、くしゃくしゃになったテストの答案を取り出して、広げてみた。

「プッ! 見て。7点だって。こりゃ、居残りさせられるはずだ」

「マジで? ちょっと見せて。…ああ、こりゃひどいわ。アンタ、マジでバカズキなんだね。こんな問題、1年生のユイちゃんでもわかるよ。アハハハ!」

ヨウコから答案を受け取ったマキは、カズキの汚い字を見て、大笑いした。
ユイもまた、隣で小さく笑っている。
カズキの怒りは、頂点に達した。
まだ痛みは残っているものの、なんとか彼女たちに一矢報いてやろうと、意を決して立ち上がった。

「へー、立てるんだ。で、何か文句でもあるの?」

ブルブルと震えるひざをおさえて立ち上がるカズキの姿に、マキは少し驚いて見せる。
男のプライドと根性を見せてやろうという思いが、カズキを支えていた。

「この野郎! 返せ!」

カズキは全力を振り絞って、マキに掴みかかっていった。
しかしその努力もむなしく、無防備なカズキの股間に、後ろからヨウコの蹴りが突き刺さった。

バシン!

ヨウコの足は、カズキの金玉を正確にとらえた。前かがみになって腰が引けていたせいで、背後にいるヨウコから見れば、これほど狙いやすい的はなかったのである。

「ひえっ!」

カズキはまた、地面に這いつくばることとなった。

「はい、残念。大変だねー、男って」

「懲りないヤツ」

カズキは再び、両手で股間をおさえて、部室の床に転がってしまった。
先ほどのマキの蹴りのダメージがまだ残っているところに、ヨウコの強烈な背後からの一撃を受けてしまったのだ。カズキの金玉からは、先ほどを上回る強烈な痛みの信号が発せられていた。
横向きになって、ひざと頭をくっつけるように、丸くなる。つま先までピンと力が入って、細かく震えて、痙攣しているようだった。
そんなカズキの様子を、1年生のユイは、先ほどから目を丸くして見ていた。

「あの、先輩、どうなったんですか」

「ん? どうって、コイツ? 金玉蹴ったのよ」

何気なく言ってのけるマキに、ユイは少し動揺して、顔を赤らめた。

「あ、あの、急所の…ですか?」

「そう。男はさ、金玉蹴れば、イチコロだから。バカズキみたいな根性なしでも、一応男だから、痛いんじゃない? アハハ!」

マキはおかしそうに笑って、カズキの背中をつま先で軽く蹴った。
カズキは腹が立ったが、今は痛みに耐えることしかできない。

「ユイちゃんは、男子の金玉を蹴ったないの?」

「は、はい。私、そういうのは…」

ヨウコの問いに、ユイは顔を真っ赤にして答えた。

「そうなの? 面白いから蹴りなよ。アタシもヨウコも、しょっちゅう蹴ってるよ。男子って、金玉やればコロコロ倒れるから。超弱いよ」

「後で、コイツのを蹴りなよ。練習台に」

「あ、はい」

「いいね。そういえば、前にも一回、アンタの金玉蹴ったことあったね? アンタが、部室で変なことしてるときか」

カズキの脳裏に、金玉の痛みとともによみがえってくる記憶があった。




あれはカズキが1年生の時、誰もいない部室で着替えをしている時だった。陸上のユニフォームを着るときには、下着も専用のインナーをつけるので、下を全部脱がなければならない。カズキがまさにインナーをつけるために全裸になったところで、マキが部室に入ってきたのである。

「あ…!」
 
カズキは慌てて服で前を隠したが、完全にマキに見られてしまった。しかしマキは1年生のころから気が強く、少し驚いた顔をしただけで慌てる様子もなかった。
ジャージ姿のまま入口に立ち止まって、少しカズキを見つめた後、何か言おうとして、ツカツカと歩み寄ってきた。
折り悪く、カズキのスポーツバッグの中から、友達から初めて借りたグラビア雑誌がはみ出ていた。マキはカズキの側まで来て、それを発見すると、無言のままカズキを軽蔑したような目で見つめた。

「あ、あの…。着替え…」

カズキの言い訳に聞く耳を持つ気など、マキは毛頭なかった。

「変態!」

ゴスッ!

マキのひざ蹴りが、問答無用でカズキの股間に深々と突き刺さった。
カズキはそれまで金玉を蹴られたことなどなかったため、一瞬、何が起こったのか分からなかった。しかし、やがてこみ上げてきた猛烈な痛みに思考は停止し、マキの足元にひざまずくように崩れ落ちてしまった。

「部室で、エロいことするとか、最低だな!」

もだえ苦しむカズキにそう言い放って、マキは部室を出て行った。
ピシャリと閉めたドアの外には、部員が使う「着替え中」の札がかかっていた。


あれ以来、マキはヨウコとともにカズキのことを「バカズキ」と呼ぶようになり、部内の女子たちのカズキを見る目も、少し変わってしまったような気がしていた。
あの時もマキの誤解。そして今回も、誤解と呼ぶにも馬鹿馬鹿しい決めつけで、再び金玉を蹴られてしまったのだ。カズキは痛みと屈辱で泣いてしまいそうになるのを、かろうじてこらえていた。

「しばらくおとなしいと思ってたら、今度は人のユニフォームを盗むとはね。やっぱりバカズキの変態は治らないか」

「ホントだよね。ちょっと今回は、部長として本格的にシメてやろうと思ってるんだ。とりあえず、コイツ、また逃げようとすると思うから、服を脱がしちゃおうか」

「そうだね。いくら変態でも、裸で外には逃げられないでしょ」

二人はゆっくりと、カズキに手を伸ばした。
カズキは二人の会話を聞き、必死で抵抗する意思を示した。
金玉の痛みに耐えながら、残る力を振り絞って、全力で自分のズボンのベルトをおさえたのである。

「何してんの? 変態のくせに」

「そうそう。ホントは脱ぎたいんでしょ、女の子の前で」

二人は言葉でなぶりながら、カズキの制服を脱がしていく。くすぐったりしながら、あっという間に上半身は裸にしたが、カズキが必死で抵抗するため、ズボンだけは脱がすことができなかった。

「ちょっと! いい加減にあきらめなさいよ。バカズキが」

カズキは何と言われても、必死でズボンをおさえていた。

「ふーん。バカズキのくせに、生意気じゃない。でも、後悔するよ」

マキは不敵な笑いを浮かべて、カズキのそばにしゃがみ込んだ。

「ユイちゃん、よく見ててね。男を懲らしめるには、これが一番効くから」

そう言って、マキはおもむろにカズキの股間に手を伸ばすと、そこにある2つの塊を、ズボンの上からギュッと握りしめた。
カズキは瞬間、はっと目を見開いた。マキは意地悪そうな微笑みを浮かべている。

「ぐえぇぇ!」

マキがカズキの金玉を握る手に力をこめると、カズキは苦しそうに呻き始めた。

「どう、ユイちゃん? 男には、これが一番効くからね。覚えといて」

「は、はい」

ユイは思わずうなずいた。
カズキはその間も、喉の奥から絞り出すような声を上げている。

「あぐぐぐ!」

「おい、バカズキ! お前が抵抗するから、こうなるんだよ」

「そうそう。無駄な抵抗はやめて、さっさとズボン脱ぎな!」

「い…いやだ…!」

カズキに残された男のプライドが、断固として拒否していた。
マキとヨウコはカズキの予想外の抵抗に少し驚いたが、すぐに鼻で笑った。

「そう。それならもうちょっと、痛くしてあげようか? 言っとくけど、私はまだ、全然力こめてないんだからね。それ!」

マキがさらに強い力で、カズキの金玉を握りしめた。

「はうぅぅ!」

カズキは激痛でさらに背中を丸めて腰を引くが、マキの手を振りほどけるわけではない。マキの手首を握って抵抗するが、金玉を握られた状態では、力が入るはずはなく、意味がなかった。

「これで40パーセントくらいかなあ。もっといけそう?」

マキは苦しみにゆがむカズキの顔を見て楽しそうに笑い、さらに手のひらの中でグリグリと金玉をもてあそんだ。

「ふう…ふう…」

カズキの呼吸が荒くなってきた。
2つの睾丸から発せられる痛みは、下腹部全体に広がり、さらに胃の方にまで響いてきて、吐き気を誘う。重苦しく、それでいて電撃のようにしびれる痛みだった。

「あんまり意地はってると、金玉潰れるよ?」

ヨウコもまた、男の最大の痛みに苦しむカズキの姿を、面白そうに眺めている。

「あの…その、それが潰れたら、どうなるんですか?」

ユイは少し離れてカズキの様子を観察していたが、いかにも不思議そうな様子で素朴な疑問をぶつけた。

「え? 金玉が潰れたら? んー、どうだろう。女の子になるのかな?」

「バカズキが女の子になるの? ありえないね」

「だよね。まだチンポはついてるんだし、男のままなんじゃないの? まあでも、かわいそうだから、カズコちゃんって呼んで、少しは仲良くしてあげるか」

「そうだね。チンチンが勃たなくなるくらいのもんでしょ。エロいこともできなくなるから、ちょうどいいじゃない」

「そうか。じゃあ、潰しちゃおうか、こんな金玉。よーし!」

マキは嬉々として、さらに力をこめるそぶりを見せた。
カズキは3人の無邪気な会話に、背筋が寒くなる思いがして、慌てて声を上げた。

「ま、待って! 脱ぐよ。脱ぐから、もうやめて…」

カズキはついに降参した。
実際、睾丸の痛みは限界に達していたし、これ以上強い力で握られるとなると、想像もしたくない。
カズキの目には、痛みと悔しさで涙がにじんでいた。

「なーんだ。もうギブアップすんの? 最初から、抵抗すんなよな、バカズキ」

マキはちょっと残念そうな様子で、カズキの股間から手を放してやった。
カズキはすぐさま金玉の無事を確認するように、両手で股間をおさえたが、女の子たちにそんな男の気持ちと痛みが分かるはずはなかった。

「何してんの? 早く脱ぎなさいよ」

無情なほど冷静に、ヨウコは命令する。
カズキは痛みと恐怖に震えながら、ズボンのベルトを外して、ずり下げた。
白いブリーフが、3人の女子の前にあらわになる。
ユイは恥ずかしがりながらも、横目でチラチラと観察し、マキとヨウコは動じる様子もなく、カズキの下着を観察した。

「プッ。やっぱり、白ブリーフか。ダッサイなあ」

「何してんの? 早くパンツも脱ぎなよ」

え? と、カズキは下から3人を不思議そうな目で見た。

「全裸になるの。フルチンよ、フルチン。パンツ一丁だと、アンタくらいの変態なら普段着でしょ。また逃げちゃうじゃん」

「早くしてよ。それとも、今度は私に握られたいの?」

ヨウコはカズキのブリーフのもっこりした部分に、軽く手を当ててみせた。
カズキは死ぬほど恥ずかしかったが、先ほどの金玉の痛みはまだ鮮明に体に残っており、あれをもう一度経験するくらいなら、全裸になることを選ぶしかなかった。
カズキはついに、ポロポロと涙を流しながら、パンツを脱いだ。
同級生ばかりか、下級生の女の子にまで全裸姿を見られてしまうというのは、なんという屈辱だろうか。
しかしそれ以上に、金玉を潰されるのは恐怖だし、あの痛みはすべての選択肢を閉じさせるものだった。

「おいおい、泣いてんの? ウケる! バカズキ、泣いちゃった」

マキは楽しそうに笑った。
カズキは歯を食いしばりながら、全裸で部室の床にあおむけになった。
周りには3人の女の子たちが、自分の裸を見ている。
しかし最後の抵抗で、両手でイチモツだけは隠していた。

「なに隠してんの? 手、どけなよ」

「おい、バカズキ!」

カズキはやむなく、両手を放して、気を付けの体勢になった。
カズキのイチモツが、女の子たちの前にあらわになる。

「うわあ。相変わらず、小っちゃいチンポコだな。1年のころと、全然変わってないじゃん」

「弟のより、だいぶ小さい。毛も生えてない。ツルツルの、お子様チンポだね」

「ヨウコの弟って、小学6年生だっけ? ヤバいじゃん、バカズキ。小学生にチンポ負けちゃってるよ」

カズキは屈辱的な言葉を浴びせられても、言い返すことなどできなかった。

「まあ、バカズキだからね。しょうがないか。じゃあ、ユイちゃんのユニフォームをどこに隠したのか、正直に言ってもらおうか」

あまりの苦しみと恥ずかしさのために、忘れかけていた濡れ衣だった。カズキは最後に残った人間としてのプライドで、これは否定したかった。

「だから、それは俺じゃないって…ぐぎゃあ!」

マキが再び、カズキの金玉を握りしめた。



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「アンタ、まだ分かってないの? いい? ここから先は、アンタがウソをつくたびに、こうやって金玉を痛めつけていくからね。ホントに潰れたって知らないから。アンタみたいな変態の金玉なんて、潰れた方が世の中のためよ」

「ぐ、え…!」

カズキは苦しみにあえぐ。

「コイツ暴れるだろうから、もう縛っちゃおうか。なんか、縛れるものあるかな?」

「テーピングがあるよ。これで縛ろう」

「いいね。両手を後ろで縛るか」

マキがカズキの金玉を握ったまま、ヨウコが陸上で使うテーピングを取り出して、両手首をグルグルと縛りつけた。
テーピングは関節を固定するためのものだから、かなり丈夫で、カズキの力で引きちぎれるものではない。
カズキは抵抗したかったが、体を動かすたびに、マキにしっかりと握られた睾丸が引っぱられる形になってしまい、激しい痛みが体の自由を奪ってしまった。

「さあ、これで尋問が始められるわね」

両腕が後ろで縛られると、カズキはまさしく何の抵抗もできない状態になってしまった。
3人の女の子たちに、自分の急所を晒し続ける恥ずかしさと恐怖は、言い表しようもないものだった。

「そうだ。ユイちゃんに、男の金玉の仕組みを教えてあげる。見てて」

ヨウコはそう言って、カズキの股間の側にしゃがみこんだ。
ユイは先ほどまで恥ずかしそうに、カズキの裸を直視できないでいたが、やがて慣れ始めたのか、カズキの側まできてしゃがみこんだ。
ユイはおとなしい子だったが、同時に年頃の女の子として、男の体への好奇心は強く持っているのだ。

「これが、男のチンチン。チンポとかポコチンとかとも言うね。コイツのは小さいけど、大人になると、もっと大きくなるの」

ヨウコには小学生の弟がいて、特に仲が悪いというわけではないのだが、気の強い姉に、弟はずいぶん被害を受けているらしい。
弟を裸にして遊んだりしているうちに、ヨウコは男の体のことに詳しくなっていったようだ。

「あ、はい。なんか、カワイイですね。ソーセージみたい」

カズキは次々と投げつけられる屈辱的な言葉に、顔を真っ赤にして耐えていた。
すぐにでもうつ伏せになって隠したかったが、そんなことをすれば、またどんなに金玉を痛めつけられるか、わかったものではない。

「で、この下にあるのが、金玉袋。この中に、金玉っていう玉が二つ入ってるの。ほら、触ってみて」

ヨウコはおもむろに、カズキの金玉袋を指でつまんで、ユイに示した。

「え、いいんですか?」

ユイも恐る恐る、手をのばしてみる。
ユイがカズキの金玉袋をつまんでみると、意外なほどヒヤリとした温度と、ブヨブヨとした感触が伝わってきた。
そのまま手のひらで掴んでみると、中でコロコロと転がる、堅い楕円形の玉を発見した。

「あ! これが、金玉ですか? 二つある。」

ユイはつい、羞恥も忘れて、嬉しそうに叫んだ。

「そう、それ。意外と弾力があるでしょ」

「はい。なんか、コリコリしてます。ちゃんと、左右の袋に一個ずつあるんですね。面白い。これを蹴られると、痛いんですか?」

ユイは無邪気に言いながら、カズキの金玉を軽く揉み続ける。
先ほどまでマキの強烈な力に握られていた金玉も、ユイの柔らかい手の感触に触れたことで、心地よいものを感じつつあった。

(ヤバイ!)

カズキがそう思った時には、すでに男のスイッチが入ってしまった後だった。
性格はキツイとはいえ、ルックスの面では申し分のない陸上部の美少女3人が、自分の全裸を見て、金玉を揉みしだいている。
痛みと恐怖で忘れかけていたが、これほど恥辱的な興奮をそそる場面は、カズキの人生にはかつてなかったことだった。

(ヤバイ! 勃っちゃうよ)

そう思った時、カズキのペニスはすでに膨らみつつあり、ヨウコたちがそれに気がつかないはずはなかった。

「あれ? なんか、先輩のチンチンが…」

「あ! 勃ってきたね。おい、バカズキ! なに考えてんの!」

「あ、これ、勃ってるっていう、アレなんですか? どうしよう…」

そう言いつつも、ユイは金玉を揉む手を離さない。
カズキの勃起は、もう止める術がなかった。

「お仕置きされてんのに勃起するとか、マジで変態だな。キモい、バカズキ! しかも、勃っても全然小さいし」

マキはしゃがみこんで、カズキのペニスを指で弾いた。
確かにカズキのペニスは、勃起してもさほどサイズは変わらず、しかも皮を被ったままだった。

「うう…。しょうがないだろ! なんか、自然となるんだよ。もう、離してくれよ」

「ユイちゃん、金玉が痛いかどうか、それ、握ってみたら?」

ヨウコはカズキを無視して、ユイが握ったままの金玉を指差した。

「え? いいんですか? さっき、すごく痛がってたから…」

「大丈夫、大丈夫。こんな変態、ちょっと懲らしめた方がいいよ。ユイちゃん、ユニフォームを盗られてるんだよ?」

「あ、はい。…いいですか?」

ユイは律義にカズキの顔を見て確認するが、カズキは当然、必死に首を横に振る。

「バカズキも、ユイちゃんに金玉握ってもらって嬉しいよね? アンタいつも、ユイちゃんが練習してるとこ、エロい目で見てたじゃない」

カズキはギクッとして、マキの方を見た。

「ハハッ! 何、その顔? バレてないとか思ってた? 馬鹿じゃないの? アンタみたいな変態、2年の女子はみんな警戒してるんだからね。こないだ、ユイちゃんがユニフォーム着てたときも、後ろからお尻をジッと見てたでしょ。エロい目で!」

カズキはまずいと思ったが、心当たりのあることなので否定もできず、ユイの方を見ると、ユイは驚いた表情で、カズキの方を見ていた。
やがてカズキと目を合わせると、恥ずかしそうにうつむいてしまう。

「ゴメンね、ユイちゃん。近いうちに注意しようと思ってたんだけど、まさかこんなことするとは思わなかったから」

カズキは再び、恥ずかしさで顔を真っ赤にしてしまった。
確かにユイはカズキの好きな女の子のタイプで、練習中に密かに目で追っていたことはある。
陸上部の女子のユニフォームは、ビキニの水着と間違えるくらいピッチリとした面積の狭いもので、女子は下着をつけずにそれを着用するため、年頃の男子にとっては、相当刺激の強いものとなっている。
それを週に一度、タイムを計測するときには、全員が着用することになっていた。その日は、カズキにとって密かな楽しみとなっていたのである。
ユイのすらりと長く伸びた、白い太もも。スタートラインに構えたときの、美しいヒップライン。ハードルを飛び越えるときに垣間見える股間のしわなど、カズキはユイの入部以来、さりげなく目に焼き付けておいて、夜には家で自慰に励んだことがあった。
そんな自分の心の内をマキたちに見透かされて、カズキはまた死にたいくらい恥ずかしくなった。
一方のユイは、初めて知らされるカズキの自分へのいやらしい欲望を、顔を伏せて黙って聞いていた。

「だから、ユイちゃん。遠慮しないで、金玉握り潰しちゃいな。そうすれば、もうユイちゃんのことを変な目で見る事もなくなるから」

「…はい! 私、潰してやります!」

ユイは突然顔を上げて、大きくうなずいた。
カズキを見たその顔は、恥ずかしさと怒りで満ちている。

「ちょ、ちょっと待って…」

「ええい!」

カズキの叫びも空しく、ユイはカズキの金玉を、右手で思い切り握り込んだ。

「ぐえぁぁ!」

電撃のように走る痛みに、カズキは背中をのけぞらせて反応した。
さきほどまで優しく撫でてくれていたユイの手は、一転して万力のように強烈にカズキの金玉を締め上げている。
マキやヨウコと違って、不器用ではあるが、手加減のない握りに、カズキは泣き叫んでしまった。

「うおお! やめて! 放して!」




「ユイちゃん、ダメよ。放さないで。握り潰しちゃえ!」

「はい! んんっ!」

ユイは怒りを込めて、さらに金玉を握りしめる。
カズキは動かない体をくねらせて逃げようとするが、マキとヨウコがしっかりとおさえているため、逃げられない。

「放して! 放してぇ!」

カズキはボロボロと涙を流し、叫んだ。

「私のユニフォーム、返してください!」

「だ、だから、それは、俺じゃないって…はうぅう!」

「まだ、そんなこと言うんですか! えいっ! えいっ!」

ユイは泣き叫ぶカズキを見ても躊躇せず、金玉を握り続けた。
すると次の瞬間、グリッと、カズキの金玉がユイの手の中を泳いで、すり抜けてしまった。

「ううっ!!」

短い叫び声を上げて、カズキはビクッと体を大きく震わせた。今までとは段違いの痛みが、カズキの睾丸を襲ったのだ。

「あれ…? 金玉、潰れちゃった?」

ユイは自分の手の中に金玉が無いのを感じると、ハッと我に返って、手を離した。

「ううん。これは、玉が逃げたんだ」

ユイの様子とカズキの青ざめた顔を見て、ヨウコは言った。

「え? 逃げた…って?」

「金玉って、コリコリして堅いようでも、思いっきり握ると、形が変わるみたいなのよ。そうすると、手の隙間からスルッと逃げちゃう時があるの」

「え? でも、手に隙間なんて…」

確かにユイは思い切りカズキの睾丸を握りしめていて、その右手にはわずかな隙間しかなかった。とても、金玉が抜けられるような大きさではない。

「そう。小さな隙間でも、逃げちゃうことがあるの。その分、金玉の形が変わって、ものすごい痛いらしいんだけどね」

「はあ…。大変なんですね、金玉って」

ユイは先ほどの怒りをすでに忘れ、自分にはついていない金玉という不思議な器官の得体のしれない機能に、素直に感心していた。
一方のカズキは、金玉が変形したことによる猛烈な痛みに、体を震わせていた。
ヨウコの言うとおり、今までとは段違いの痛みである。
すぐにでも両手で金玉を守りたかったが、縛られているため、それもできない。ただ内股になって、脂汗を流して、この地獄のような痛みに耐えることしかできなかった。

「さすが、ヨウコは金玉博士だね。ハハハ!」

「やめてよ。弟ので遊んでるうちに、いつの間にか覚えただけなんだから」

「それにしても、しぶといなあ、コイツ。まだ、自分の罪を認めない気なんだ」

「そうだね。これじゃあ、ユイちゃんのユニフォームを取り返せないな」

「ユイちゃんゴメンね。陸上部の部長として、ユニフォームは必ず取り返してあげるから。ねえ、聞いてんの、バカズキ! 言っとくけど、早めに白状しちゃった方が、痛みが少なくて済むんだからね!」

「アンタがユニフォームのありかを白状するまで、私たちは尋問をやめないからね」

尋問というより、徹底的な拷問だった。
カズキは金玉の痛みに震えながら、か細い声でつぶやいた。

「俺は…知らないって…」

「もう! まだ言ってんのか! ねえ、コイツ、ちょっと立たせよっか。金玉握るのは、逆に喜んでんのかも。変態だから。立たせて、蹴りを入れよう」

「そうね。ユイちゃんも、手伝って」

「はい」

3人の勝手な判断で、カズキはさらなる拷問を受ける事になった。
もちろんカズキの体は、まだ立つことなどとてもできない状態だったので、3人の女子に抱えられて、無理やり立たせられることになる。

「重たいなあ! アンタ、ちょっとは自分で立ちなさいよ。男でしょ! いつまでも痛がってんじゃない!」

マキの無茶苦茶な命令にも、カズキは反論する気力がなかった。
男だけが持つ金玉の痛みを、女の子たちに説明するのは不可能だったし、口答えするたびに痛めつけられるなら、もう出来る限り沈黙していようと思った。

「ねえ、これを使えばいいんじゃない? これをあそこの柱に通せば」

ヨウコはふと、ロッカーに置いてあったトレーニング用のゴムチューブを手に取った。
引っぱって瞬発力を鍛えるためのもので、自転車のチューブほどの太さと丈夫さがある。これを壁際にあるむき出しの鉄骨の柱に通せば、カズキ一人くらいは余裕で支えられそうだ。

「いいじゃん。そうしよ、そうしよ」

女の子たちは驚くべき手際の良さで、恐怖の拷問セットを整えていった。
両腕を背中で結ばれたカズキの両脇に、トレーニング用のチューブを通し、さらにそれを柱にくくりつけて、カズキを柱に寄りかからせる形を作った。
さらにカズキの足元にハードルを横倒しに置いて、その両端にカズキの両足をテーピングで結びつけて、足を閉じることができないようにする。
金玉の痛みを知らない女の子だけが作りだせる、情け容赦ない拷問場所が出来上がった。

「さあ、これで思いっきり金蹴りができるね」

「私たち、今日練習してないから、動きたくてしょうがなかった」

嬉々として語るマキとヨウコの姿を、カズキは涙ぐんだ目で見ていた。
すでにカズキの金玉は十分痛めつけられている。しかもそれは、正当な理由もなく、まったくの濡れ衣によるものだった。さらに彼女たちは、その濡れ衣を白状させるために、さらに厳しい拷問を始めると言う。
カズキは自分がいったいどうすればこの地獄から解放されるのか、見当もつかなかった。

「おい、お願いだから信じてくれよ。ユニフォームは、ホントに知らないんだよ。そりゃあ、俺も部活中にちょっとはエッチなこととか思ったりしたけど、それだけなんだよ。ホントに何もしてないんだよ」

哀願するように、カズキは女の子たちに訴えかけた。
真実、カズキはユニフォームなど盗ってはいなかったが、女の子たちは、カズキの言葉を信用するつもりなど欠片もなかった。

「今さら何言ってんの? 私たちが知りたいのは、アンタがユイちゃんのユニフォームをどこに隠してるのかってことだけなんだけど。家にあるの? 学校に隠してあるの?」

「第一アンタ、まだユイちゃんに謝ってもいないじゃない。許してもらおうとするなら、まず謝りなさい!」

「だからあ。俺じゃないんだって。謝るとかじゃないじゃ…うげぇ!」

カズキが言い終わらないうちに、マキの足がカズキの金玉を蹴りあげた。
スニーカーのゴツゴツした感触が、カズキの金玉の痛みをえぐり出す。

「まーだ、そんなこと言うか!」


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