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男の絶対的な急所、金玉。それを責める女性たちのお話。


「はーあ…」

休み時間、ミサキはため息をついた。
ミサキは小学6年生で、少し大人しいが、明るい女の子だった。
ただ、ミサキには小学3年生になる双子の弟二人がいて、いつもその面倒を見るのに奔走していることは、クラスの友達にもよく話していた。

「どしたの、ミサキ? また弟の事?」

ミサキの友達の一人、エリが話しかけてきた。

「うん…。ウチの弟たちって、なんであんなにヤンチャなんだろう。もう、やりたい放題なんだけど」

「大変だねー。たまには、ビシッと怒ってやれば?」

「うん。言ってるんだけど。最近は、アイツらも大きくなってきたからさ。けっこう力が強いの。ほら、昨日なんか、思いっきり叩かれちゃった」

ミサキは左腕の内側を、エリに見せた。
そこには、大きな青いあざができている。

「うわあ。痛そう。叩いてくるの? 危ないね」

「うん。学校でもけっこう暴れてるらしくて。このままだと、ちょっと心配かも…。なんか、いい方法ないかなあ」

「うーん…」

ミサキとエリが悩んでいると、教室の後ろの方から、賑やかな声が聞こえてきた。
どうやら、男子たちが寝転がって、プロレスごっこをしているらしい。男子たちは掴み合い、組み伏せあったりして、笑いながら楽しんでいる。
そこに一人だけ、小柄な女の子が混じっていた。クラスの女子でも一番活発な、サクラだ。どうやら男子に混じって、プロレスごっこをしているらしい。
ミサキは、ぼんやりとその様子を眺めていた。

「うっ! ちょっ、タイムタイム!」

不意に、サクラの上に覆いかぶさって、勝負をつけようかとしていた男子が、飛び起きて離れた。

「お前、タマ掴むなよ。反則だぞ」

男子はしゃがみこんで、股間を撫でている。
どうやら、サクラが下になった時、男子の急所を握ったらしい。

「へへーっ。女子は3秒ルールでしょ。反則じゃないよー」

サクラは悪戯っぽく笑う。

「マジかよ。もう、手加減しねえからな」

男子は再び、サクラに掴みかかった。
サクラも応戦するが、やはり力の差は大きく、今度は後ろから腕で首を絞めあげられてしまう。

「どうだ! ギブアップか!」

もちろん、本気で首を絞めているわけではないが、それなりに苦しい。
サクラは首にかかった腕を外そうとするが、無理と分かると、すかさず背後にいる男子の股間に手を伸ばした。

「うわっ!」

サクラの手は、男子の半ズボンの隙間から入り、ブリーフの上から睾丸を握りしめた。

「や、やめろよ!」

男子はすぐにサクラの首から腕を離すが、サクラの手は睾丸を握って離さない。

「いーち、にー…」

サクラは笑いながら、ゆっくりと数を数え始めた。3秒ルールとは、3秒間は急所攻撃をしていい、ということらしい。

「は、放せって…」

サクラのかなりゆっくりとしたカウントの間中、男子は顔を歪めて、苦しそうにしている。しかし、サクラの手を振りほどくことはできないようだ。

「さーん! はい」

サクラはようやく、男子の股間から手を放した。
男子はほっと息をつくが、睾丸からこみあげる痛みで、立つことができなかった。

「あれ? もうやらないの? ギブアップ?」

「ク、クソ…。もう、俺の負けでいいよ。お前、キンタマ攻撃しすぎだぞ」

男子は悔しそうに、サクラを見た。

「ゴメン、ゴメン。近くにあったから、つい、握っちゃった。痛かった?」

「痛えよ! あー、もう、お前とはやらない」

男子は痛そうに、股間をさする。

「ウソー。そんなこと言わないでさあ。またやろうよ」

サクラは笑いながら謝っていたが、男子はへそを曲げてしまっていた。
ミサキはその様子を見て、ルールはどうあれ、サクラが男の子をやっつけてしまったことに、ひどく感心した。
そしてそれが、自分の弟たちにも有効ではないかと思い、サクラに男子を大人しくさせる術を聞こうと思ったのだった。




「サクラちゃん」

放課後、帰ろうとするサクラに、声をかけた。

「なあに?」

「あの…ちょっと相談なんだけど。サクラちゃん、今日の休み時間に、男子達と遊んでたじゃない? そのときに、サクラちゃんが…」

「ああ、キンタマ攻撃で勝ったやつ?」

サクラが天真爛漫な表情でそう言ったため、大人しいミサキはちょっと面食らってしまった。

「そう。それなんだけど。実はね、ウチの弟たちが乱暴すぎて困ってるんだけど、弟たちにも使えるかしら?」

「もちろん。男子には、みんなキンタマがついてるんだよ。ミサキちゃん、知らないの?」

サクラはニコニコしている。
ミサキは弟がいるとはいえ、性的なことに関しては、まったくウブだった。

「あ、う、うん。そうだよね。知ってたけど…。ウチの弟たち、すっごい暴れん坊だから…」

「関係ないよー。キンタマをやれば、みんな大人しくなるよ。男子だもん」

「そ、そっか。でも、その…キンタマって、どうやって攻撃すればいいのかな?」

ミサキはだいぶ小さな声で、恐る恐る聞いてみた。

「うーん。何でもいいんだけどなー。ミサキちゃん、その弟くんたち、今日は家にいるの?」

「え? あ、うん。たぶん。3年生だから、もう帰ってるかも」

「じゃあ、私がちょっと見せてあげるよ。男子を大人しくさせる方法をさ」

サクラは満面の笑みで言った。
ミサキは驚いたが、サクラが弟たちを大人しくさせてくれるのであれば、こんなに心強いことはないと思った。

「ホント? じゃあ、お願いしようかな」

「まかせて!」

二人は連れだって、ミサキの家に向かった。




家に着くと、やはり二人の弟たちはすでに帰ってきていた。
乱雑に投げ出された玄関の靴から、それがわかる。

「ウチのお母さん、働いてて、いつも遅くなるんだ。サクラちゃん、あがって」

ミサキは当然のように、脱ぎ散らかされた靴を揃え直して、家に上がった。

「うん。お邪魔しまーす」

リビングのドアを開けると、そこにはさらに弟たちのヤンチャぶりを示す光景があった。
床に放り投げられた傷だらけのランドセル、ソファーに投げ出されたTシャツと靴下、開けっぱなしの冷蔵庫、ジュースのペットボトルはテーブルに置いたままで、その近くにはコップが倒れて、ジュースがこぼれている。スナック菓子の袋がカーペットの上に転がっていて、中身が散乱していた。

「ああ、もう。また、こんなにして」

ミサキはため息をついてそう言ったが、さして驚いた風でもなく、すぐに片づけを始めた。

「うわあ。こりゃ、ひどいね。いつも、こんなんなの?」

サクラは手伝おうかと思ったが、どう手を付けていいかわからなかった。

「うん、だいたいいつも、こうなの。もっとひどいときもあるよ」

「へー。これはちょっと、大変だね。で、その弟くんたちは、どこいったの?」

「うーん。もうおやつは食べたみたいだから、上の部屋かなあ」

そう言っていると、2階の部屋から、ドタバタと跳ねまわる音と、男の子たちの奇声が聞こえてきた。

「ミサキちゃん、もう片付けなくていいよ。弟くんたちにやってもらおう」

サクラは笑いながら、そう言う。

「え? でも、あの子たちがやるわけないよ。いつも、私が…」

「いいから、いいから。2階に行こ」

戸惑うミサキの手を引っ張って、サクラは階段に向かった。
2階の弟たちの部屋のドアを開けると、もはや収拾がつかないほど散らかった部屋の中で、上半身裸の半ズボンの双子の男の子たちが、プラスチックのバットを振り回して、対決ごっこをしていた。

「コラ! 二人とも! 何してるの!」

ミサキが怒声を上げると、二人は一瞬、止まったが、すぐにまた暴れ始めた。

「姉ちゃん、おかえりー」

「おかえりー。えい! おりゃ!」

ミサキの双子の弟、マサキとトモキは、まったく悪びれた様子もなく、遊んでいる。

「コラ! ちょっと、やめなさい! 一階を片づけないと、遊んじゃダメよ!」

ミサキが二人に割って入ると、ようやく二人は動きを止めた。

「えー。あれはトモキがやったんだよ。俺、知らなーい」

「ウソつけよ。マサキの方が散らかしたんだよ。俺も知―らない」

二人は口々にとぼけてみせる。

「いいから! 二人で一緒にキレイにするの! ほら、早く!」

ミサキは双子の腕を引っ張って、一階に連れて行こうとした。
しかし双子はそれぞれ反抗し、暴れ出す。

「イヤだ! トモキがやれよ!」

「俺だってイヤだ! 放せよ!」

やがて二人の矛先は姉のミサキに向かい、持っていたバットで、ミサキを叩き始めた。

「ちょっと、痛い。やめてよ。痛いって!」

ミサキはたまらず、二人の腕を放してしまう。

「いえーい。姉ちゃん、やっつけた!」

「俺がやっつけたんだぞ!」

はしゃぐ双子。
サクラはそんな姉弟の様子を、部屋の入り口で黙って見ていたが、ミサキが二人に叩かれてしまったのをきっかけに、動きだした。


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「こんにちは。マサキくんと、トモキくん?」

双子はいきなり名前を呼ばれて、ちょっと驚いた。

「こんにちは」

「こんにちは。姉ちゃんの友達?」

「そうよ。サクラちゃんっていうの。サクラちゃん、ゴメンね、騒がしくて」

「うん。いいよ、いいよ。ミサキちゃん、後は私にまかせて」

サクラはミサキを下がらせて、双子に歩み寄った。
まずはトモキの前に立ち、ニコニコしながら、じっと顔を見る。
トモキは少々戸惑ってしまった。

「な、なんだよ! そうだ! 今日は姉ちゃんとアンタで二人だから、2対2なんだな。俺とマサキのチームと、対決するか!」

トモキは不敵そうな顔でそう言った。

「そうだ! やろうよ、姉ちゃん!」

二人はバットを振り回して、威嚇する。
サクラはそんな2人を見ても、笑顔のままだった。

「いいよお。じゃあ、始まりね」

言うが早いか、サクラはトモキの股間に手を伸ばし、慣れた手つきで、半ズボンの隙間からスッと手を入れた。
そしてその手が、トモキのブリーフの中心にある控え目な膨らみに当たると、その下の部分をギュッと握りしめた。

「うわぁ!」

思わず腰を引くが、サクラの手は、トモキの膨らみを握って放さない。
やがて、トモキの下腹から、睾丸の圧迫による重苦しい痛みがこみ上げてきた。

「うえぇ…」

思わず、トモキは持っていたバットを捨てて、股間を掴むサクラの手首を握った。
しかしその手には力が入らず、内股になって体を支えるので精いっぱいだった。

「おい! 放せよ!」

マサキは、いきなりのサクラの攻撃に少し度肝を抜かれていたが、やがて気を取り直し、サクラの背中をバットで叩いた。

「痛いなあ、もう」

サクラはそう言いながらも、動じることなく振り向いて、踏ん張っていたマサキのがら空きの股間に、蹴りを叩き込んだ。

バシッ!

と、いい音がして、マサキの睾丸はサクラの足のつま先に叩きあげられた。

「うわっ!」

マサキはバットを落として、股間を両手でかばいながら、前のめりに倒れてしまう。

「うぅ…」

そのまま、マサキは動かなくなった。
その間も、トモキの睾丸はサクラの手に握られたままである。
トモキは膝をブルブルと震わせながら、苦しそうに呻いて、天井を仰いだ。

「えい!」

サクラは最後にトモキの睾丸をグリッとねじあげて、解放した。
もちろん、トモキの苦しみはさらに増すことになる。

「ああっ!」

トモキもまた、部屋の床に横倒しに倒れて、股間をおさえて動かなくなった。
ミサキはそんな二人の様子を、呆気にとられたように見つめていた。

「はい。こんなもんかな」

サクラは余裕の表情で、倒れている双子を見下ろした。

「すごい…。すごいね、サクラちゃん」

「すごくないよ。男の子はキンタマをやられると、みんなこうなるんだから」

「そうなの? でも、クラスの男子より痛がってるみたいじゃない?」

「ああ、アレは遊びだからね。ぜんぜん力入れてないもん。これはお仕置きだからさ。ちょっと力入れたの」

「ちょっと…なんだ…」

呻きながら床に転がっている弟たちを見ると、とてもちょっと力をいれたくらいとは思えなかった。

「ねえ、キミたち。お姉ちゃんの言うこときかないと、ダメだよ。わかった?」

表情こそにこやかだが、厳しい口調で言った。
双子たちは苦しみながらも、まだ反抗の意志はくじけていないようだった。

「うるさい! 卑怯だぞ。キンタマ蹴ったら、ダメなんだぞ!」

「そ、そうだぞ! 反則だぞ!」

サクラは双子の負け惜しみを聞いても、まったく動じる様子はなく、笑っていた。

「卑怯でいいよお。キミたちも、好きな攻撃していいから。反則なしでいいよ」

双子はそう言われて、悔しそうに歯を食いしばり、よろよろと立ちあがった。

「言ったな…!」

「じゃ、じゃあ、2対1でもいいんだな!」

「もちろん。ていうか、2対1くらいじゃないと、ダメだよ。ほら、早く」

サクラは、先ほどマサキが落としたプラスチックのバットを拾い上げて、二人を挑発した。
マサキとトモキは顔を見合わせて、双子ならではのコンビネーションでサクラを攻めようとした。
まず、トモキがバットを持って、離れた所からサクラをけん制しようとする。
しかし、そこはリーチの差が出てしまい、年上のサクラの方が、逆にトモキをバットの先でけん制した。

「ほら。ここ。また、痛いよ。ほら」

「うわっ。やめろよ」

しかもサクラは、トモキの股間にバットの先を当てようとする。
プラスチックのバットなので、それほどのダメージは期待できないが、先ほどの睾丸の痛みがまだ残っているトモキの腰を引かせるには、十分すぎる効果があった。

「くそー!」

サクラがトモキとやり合っている隙に、マサキが横から突っ込んできた。
今度は股間を蹴られないように、片手でしっかりと股間をガードしている。
サクラはマサキの接近に気がついたが、あえて抵抗せずにタックルを受けた。
しかし、マサキのタックルも、股間攻撃を恐れるあまり、腰の引けたものになってしまった。
サクラの腰にしがみつくことはできたが、倒すまでには至らない。

「トモキ! 俺がおさえてるから! 今のうちにやっちゃえ!」

テレビの特撮ヒーロー番組で覚えたようなセリフを、マサキは叫んだ。

「もー。しょうがないなあ」

サクラは苦笑いしながらバットを捨てて、自分の腰にしがみついているマサキの両脇を抱きかかえた。
マサキは男子とはいえ、まだ3年生だから、6年生のサクラよりもだいぶ小柄である。特にサクラは活発で、毎日クラスの男子とプロレスごっこをするような子だから、力もそれなりにあったらしい。
マサキは両脇を抱えられて、その体を持ち上げられてしまった。

「うわ!」

サクラは宙に浮いたマサキの足の間に、自分の右ひざをスッと入れた。
そして、怯えた顔で見つめるマサキに、にっこりとほほ笑みを返した。

「えい!」

ドスン! 

と、マサキの股間はサクラの膝に叩きつけられた。
プロレスでいうところの、マンハッタン・ドロップである。
これはプロレスごっこでのサクラの必殺技で、普段はめったにやらないが、サクラの胸を触ったり、いやらしいことをした男子に使っているのである。
それでも普段は膝の角度を変えて、金的をかするくらいにして男子に恐怖を与えるのが目的だったのだが、今回、マサキの睾丸は、サクラの膝と自分の恥骨にキレイに押しつぶされてしまった。

「うえっ!」

マサキは、サクラの膝の上から滑り落ちると、もはや声を上げることもできず、ブルブルと震えて、丸まったまま動かなくなった。
その顔は真っ青になり、汗が噴き出している。

「あーあ。入っちゃったねー。ゴメン、ゴメン。痛いんだよねー」

サクラはマサキの顔を覗き込んで、無邪気に笑った。
トモキはその様子を見て、すでに戦意を失っていた。

「まあ、そのうちよくなるよ。男の子だから、ガマンガマン。さて、次はキミかな? トモキくん?」

名前を呼ばれて、トモキはビクリと反応し、持っていたバットを放り出してしまった。

「も、もういいよ。俺、降参する!」

精一杯、平静を装って言った。
サクラは相変わらずにこにことしていたが、トモキにはそれが逆に恐怖だった。

「そっかあ。じゃあ、お姉ちゃんのいうこと聞いて、片づけをするんだね?」

「え? う、うん。するよ。する」

「良かった。でも、その前にさ。ねえ、ミサキちゃん」

サクラは突然、振り返った。
ミサキは、サクラの鮮やかな手並みに感動すら覚え、呆然と立ち尽くしているときだった。

「え! う、うん。なに?」

「今の、見てたでしょ? 男子はキンタマをやられると、こんなに簡単に言うこと聞くようになるんだよ」

「う、うん…。すごいね。これほどとは、思わなかった…」

「だから、ミサキちゃんも、これからはどんどんこの子たちのキンタマを狙っていかなきゃだよ。私がやり方を教えてあげる」

え? と、ミサキとトモキは同時に思った。
活発なサクラは簡単そうにしてみせたものの、果たして自分にもできるのか、ミサキは疑問だった。
一方トモキは、どうやらマズイ方向に話が進んで行きそうで、今にもこの部屋から逃げ出したくなった。

「わ、私にもできるかな?」

「できる、できる。キンタマ攻撃なんて、簡単だよ。やってみよ」

サクラはおもむろに、トモキの肩を掴んだ。
不安が現実になり、トモキはサクラから逃れようとした。
しかしサクラは、素早くトモキの股間に手を伸ばし、今度はごく軽く、その膨らみを握った。

「うっ!」

トモキは本能的に、体の動きを止めてしまう。

「見て、ミサキちゃん。男子はね、ちょっとでもキンタマを握られると、動けなくなるの。面白いでしょ」

サクラは笑いながら言った。

「そうなんだ…」

「ミサキちゃんもやってみる? ねえ、トモキ君、ちょっとお姉ちゃんの練習に付き合ってよ。イヤなら、さっきよりももっと痛くしちゃうよ」

耳元で囁くと、トモキは恐怖を感じて、必死でうなずいた。

「いい子、いい子。はい、ミサキちゃん」

と、サクラはさし出すようにしてトモキの股間から手を放し、ミサキに向けた。
ミサキは恐る恐る、トモキの股間に手を伸ばす。

「え…と…。ここかな?」

ミサキはだいたいの場所を掴んでみたが、トモキはあっと小さく声をあげただけで、痛がる様子はなかった。

「あー、そこはたぶん、チンチンのほうだよ。あのねー、チンチンは痛くないの。その下にあるタマが痛いんだよ」

サクラが解説をする。

「そうなの? 確かにこれは、チンチンかな…」

「ズボンの上からだと、分かりづらいよね。脱がしちゃお」

言うなり、サクラはトモキの半ズボンをスルリと下ろしてしまった。
トモキは驚いたが、抵抗するとどんな目にあうか分からないので、黙って受け入れるしかなかった。
ブリーフ一枚になったトモキの股間には、小さな膨らみがある。

「あのね、これがチンチンでしょ。で、この下にあるのがキンタマ。握ってみて」

ミサキは弟の下着姿など見慣れていたが、股間だけまじまじと観察したことはなかった。
平然と男子の性器の解説を始めるサクラに、少し驚いてしまう。

「ここ?」

おもむろにトモキの玉の部分を指先で摘まむと、途端にトモキは顔を歪めた。

「え? これだけで痛いの?」

ミサキは驚いた顔で、弟の反応を見た。
ちょっと指先で摘まんだだけで、全然力は入れていなかったのだ。

「そうそう。そんなもんだよ。面白いでしょ?」

「ホントだね…。こんなちっちゃいタマなのに…」

そう言いながらも、ミサキはトモキのタマを摘まむのをやめなかった。
トモキは少し前かがみになって、苦しみに耐えている。

「このくらいでも痛いんだよ」

サクラが、ミサキが摘まんでいる方とは逆のタマを、ピン、と指先で弾いて見せた。
トモキはうっと呻いて、股間をおさえようとする。

「ダメダメ。じっとしてて。あ、これ使おー」

痛がるトモキを押さえつけるために、サクラは部屋に落ちていたビニールの縄とびに目を付けた。
あっという間に、苦しむトモキの手首を、後ろで縛ってしまう。

「ね、見たでしょ? デコピンだけで、こんなに痛がるんだよ。あ、私はタマピンって呼んでるけど」

「ホント、すごいね。なんで、こんなに痛いんだろ」

言いながら、ミサキは今まで摘まんでいたトモキの睾丸に、下の方からデコピンをしてみた。

「あっ!」

と、トモキは反応して、膝をついてしまう。

「面白ーい! トモキ、そんなに痛いの? どう痛いの?」

ミサキは思わずはしゃいでしまった。
痛くても股間をおさえられないトモキは、膝立ちの状態で、必死に痛みに耐えている。

「何か…最初、ビリっときて、あとからジワーってくる感じ…」

苦しみながら、そう答える。

「へー。マサキも一緒?」

まだ立つこともできないでいるマサキを振り返ると、マサキはわずかに首だけでうなずいた。

「ていうか、まだ痛いの、マサキ? ちょっとおおげさじゃないの?」

「あー、マサキ君にはうまく当たったからねー。けっこう痛かったんじゃない? わかんないけど」

痛みにうち震えながら、マサキは再びうつむいてしまった。
少し回復した気配があっても、すぐにまた痛みが押し寄せてくる。その痛みはけっこうどころではなく、例えようもない、他に何も考えられないくらいの痛みだった。

「う…うう…」

痛みと恥ずかしさで、マサキは思わず泣き出してしまった。
それにつられるように、トモキもまた、泣き出してしまう。

「うわぁ…。痛いんだよう。姉ちゃん、許してよう」

そんな弟たちの姿を見て、ミサキは少し可哀想になってきた。

「そうだろうねー。キンタマは男の急所だもんねー。じゃあ、今度から、ちゃんとお姉ちゃんの言うこと聞く?」

「聞くよー」

トモキは泣きながら、うなずく。

「じゃあ、一階を片づけるのね?」

「そ、それはマサキが…うっ!」

トモキが言いかけた時、サクラがトモキのタマをギュッと掴んだ。

「どうなの?」

サクラは笑いながら、尋ねる。

「やるよ。やるから、放してよー」

「よしよし。二人でやるのよ。いい?」

サクラはマサキを振り向いていった。
マサキも涙を流しながら、うなずいた。
サクラは満足げにうなずいて、トモキのタマから手を離した。

「じゃあ、最後にミサキちゃんに、キンタマを蹴ってもらおうか。練習しといたほうがいいでしょ?」

「え? そうかな…。もう、いいかも…」

ミサキは、弟たちが可哀想になってきているところだった。

「甘いよ、ミサキちゃん。そんなだから、この子たち、すぐ調子乗るんだよ。ここでビシっと、お姉ちゃんの強さを見せとこうよ」

サクラは笑いながら言うと、ミサキも決心したようにうなずいた。

「そっか…。うん。わかった。私、蹴るね」

それを聞いたトモキがまた、泣き出す。

「うわぁん。やめてよー。許してよ、姉ちゃん」

「ダメ! 今までアンタ達の言うこと聞いて、許してたけど、今度からはそうはいかないからね。覚悟しなさい!」

ミサキは毅然とした態度で言い放った。

「よーし。じゃあね、ここを狙うの。このもっこりの下の方。下から蹴りあげるのが、一番痛いらしいよ」

サクラはトモキを立たせて、肩をおさえて足を開かせた。

「足の甲で蹴ればいいの? ボールみたいに?」

「そうそう。ポーンってボールを蹴飛ばすみたいな感じ」

「どのくらいの力で蹴ればいいかな?」

「うーん。思いっきり蹴ってみてもいいけど。ちょっと可哀想だから、軽くにしようか。狙いだけ正確にすれば、十分痛いし。ね? そうでしょ?」

サクラは笑いながら、トモキに聞いた。
トモキは泣きじゃくった顔で、首を横に振る。

「うえぇん。ホントに痛いんだってばー。やめてよー」

「ホント? ウソばっかり。そんなに痛くないんでしょ」

「ホントだよー。姉ちゃん、ごめんなさい。許してよー」

「はいはい。ミサキちゃん、もう早く蹴っちゃいな。静かになるからさ」

サクラはトモキが動かないように、後ろからがっちりと抱え込んでおさえた。
ミサキはうなずいて、足をひいてかまえる。

「いくよ、トモキ。えいっ!」

ミサキの蹴り足は、サクラよりもずいぶん不器用に上がったが、トモキの股間に正確にヒットした。
ブリーフのもっこりした部分が、ミズキの足の甲に乗り、ぐにゃりとひしゃげるのがトモキの目に映った。その瞬間、トモキは今から確実に訪れる地獄のような時間を想像して、歯を食いしばった。

「んんっ!」

ミサキが蹴り足をおろして、トモキの反応を見ようとするころには、トモキの股間から男の最大の苦しみが下腹まで上がってきていた。

「当たった?」

「うん。バッチリ!」

サクラがトモキを解放すると、トモキは糸が切れたように倒れて、丸まったまま足をバタバタさせて悶えた。

「ああん! ううぅ!」

トモキは女の子のような声を出して、苦しんでいる。まだ両手は縛られたままだから、手で押さえる事も出来ない。
サクラはそれを見て、トモキを縛る縄跳びを解いてやった。

「うわぁん!」

トモキは大声で泣きじゃくり、タマをおさえて、床に額を擦りつけている。
双子同士、そっくり同じ体勢になった。

「ちょっと、二人とも、同じ格好なんだけど。面白―い」

ミサキは思わず、噴き出してしまった。

「ね。男子って、キンタマ蹴られると、この形になる子が多いよね。なんでだろう。そうしてると、痛くないの?」

もちろん、二人に応える余裕などない。
いつ終わるともしれないとめどない痛みに、じっとして震えることしかできなかった。

「でも、キンタマを蹴れば、男子ってこんなに簡単に大人しくなっちゃうんだ。これから、どんどん蹴ろうかな」

「そうしなよ。この子たちが暴れたときは、キンタマを握っちゃえば、大人しくなるから。ケンカになっても、キンタマを蹴れば一発だよ」

「そうだね。でもなんか、ちょっと可哀想かな。ねえ、マサキ、トモキ。アンタ達が言うこと聞けば、お姉ちゃんも蹴らないであげるからね。わかった?」

マサキとトモキは、泣きながらうなずいた。

「じゃあ、まずは一階を片づけてね。お姉ちゃんはちょっと遊びにいってくるから、帰るまでに片付けといてよ」

「片づけてなかったら、キンタマ潰しだよ」

サクラはにこやかに言う。

「そうそう。キンタマ潰しだぞ。サクラちゃん、ホントにありがとう。家まで送るよ」

「どういたしまして。じゃあさ、ウチで遊んで行かない? ウチ、犬がいるんだ。こんなちっちゃいの」

「うわあ、ホント? カワイイ! 行く行く」

女の子たちは、キンタマの痛みに苦しむ双子を置いて、部屋を出て行った。
その後二人は1時間ほど、立ちあがることはできなかった。


終わり。




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